FX 外国為替証拠金取引を始める前に
FXで、大きな利益を出した主婦の話が、つい最近有名になりました。
FXの魅力は、少しの資金からスタートできるところでしょう。元金に対して、50倍・100倍もの取引ができる会社もあります。外国為替証拠金取引では、為替が円高でも、円安でも、利益を出すことは可能です。株式投資を始める場合、各企業の調査は必須になります。
しかし、外国為替の場合は、個々の企業業績よりも大きな経済の流れをつかむことになります。その意味では、株式投資に参入するよりも、FXの方が参加しやすい気がします。
もちろん、外為取引にも、取引に関する基本的な知識は必要です。
FXを始める前に、確認しておきたいことは、まず取引の方法です。売買の仕方、ストップオーダーロスなど、リスク管理の方法ですね。
次に、FX取引の口座を新規開設します。
口座を開設すると、FXの会社で、主な国の経済指標の情報が得られます。
もちろん、日本経済新聞をはじめとする新聞からも情報はとれます。
このように、外国為替に影響があると思われる情報がタイムリーに入ってくる環境を整えます。
少額で取引を開始し、慣れてくれば、自分のFX売買のやり方を振り返って、FX業者の手数料を比較してみましょう。
一日に何度も取引する場合、FX業者の手数料の違いは、バカにならなくなってきます。
FX業者の中で、手数料面で得な業者を見つけたら、さっさと変更します。
さて、現在ネット上では、FXの取引に関する様々な情報やメルマガが発行されています。
初心者向けの取引の基本を学べるものから、タイムリーな外国為替に影響されると思われる国際情勢の情報です。
それらの中から何通か購読してみてもいいでしょう。
FX業者選びのポイント
FX業者を選ぶ際には、いくつかのポイントがありますので、ここに注意した方がいい点を書いておきます。
まず、FX業者選びの第一は、投資した資金がきちんと分別管理されているか、ということです。
このことを信託保全といいます。
FX取引の場合、取引を始める前に、証拠金というものを預けます。
この証拠金は、取引可能額に応じて、各FX業者が決めています。
かつて、FX業者に対する法整備がなされていなかったころ、FX業者が倒産し、この証拠金が返還されなかったことがありました。
今では、そのようなことはあまり聞きませんが、FX業者のサイトやパンフをよく読み、確認しておきましょう。
信託保全がしっかり行われている会社では、仮にそのFX業者が倒産したとしても、証拠金は手数料を除き全額返ってくるはずです。
ですから、顧客資産の分別管理に関して、明記していないfx業者は、やめておきましょう。
第二に、FX業者の関連金融機関を調査します。この関連金融機関のことを、カバー先金融機関といいます。
大手銀行が、FX業者のバックについているのであれば、信用が高く安心ですが、全部が全部、大手都銀がついているわけではありません。
金融機関の格付けは、S&P(スタンダードアンドプアーズ)などがサイトでも公表しているので調べてみるといいでしょう。
もちろん、FX業者のカバー先金融機関の格付けが低いところは、やめましょう。
最後にFX業者の選び方のポイントですが、今では10万円の証拠金で、10万ドルの取引ができる会社もあります。
10万円で、1000万円の取引ができるわけです。
しかし、この取引だと、損する時にはあっという間に証拠金を使ってしまいます。
その時に、追加の証拠金を入れるか(追い証)、損切りするか、両建てにするかの判断を迫られます。
両建てというのは、売り玉=買い玉に均衡させて、損得のないように固定することです。
この場合、売り注文の手数料と買い注文の手数料に大きな差があると、手数料分だけ損していきますので売り・買いの手数料差が少ないFX業者を選ぶのもリスク管理のひとつになります。
スワップポイントについて
スワップポイントは、簡単にいえば、通貨の金利差をポイントにしたものです。
たとえば、今日本の円は、低金利ですね。多くの外国の通貨は、日本よりは高金利なのです。
ですから、日本の円より金利のいい通貨を買えば、相手国の通貨金利が下がったり、日本円の通貨金利が上がらない限り、金利差分を享受できることになります。
もともとスワップポイントのスワップというのは交換を意味します。
元本がたくさんあって、為替の変化を考えなければ不労所得ができあがりますね。
しかし、FX取引は、円を売って外国通貨を買うだけが取引ではありません。
外国通貨を売って、円を買うポジションもとれるわけです。
もちろん、この円買いのポジションでは、スワップポイントを支払う側に回るわけです。
ですから、「そろそろ、円高になりそうだから」と円買いのポジションをもった場合、その間、スワップ金利を支払い続けることになりますので、注意が必要です。
FX業者によっては、このスワップポイントを受け取るのに、毎日受け取れる良心的な会社があることを知っておきましょう。
この点も、FX業者の選び方のポイントに入りますね。
また、一方では、取引を決済しなくてはスワップポイントを受け取れない会社もあるなど、FX業者によって、まちまちなので注意が必要です。
FX投資の究極の目標は、このスワップポイントで、「不労所得」でしょう。
始めのうちは、資金が少ないので、レバレッジをかけて、リスクをとって資産を増やします。
しかし、資産が増えてくるにしたがって、レバレッジを下げ、最終的には1対1にして、為替変動のリスクは最小限に抑え、日々スワップ金利をうけとるわけです。。